温かく協力的なチームがあるから、おいしい食事でたくさんの方を笑顔にできる。
Tさん
1999年入社
PROFILE
プロフィール
短大を卒業後、栄養士として一冨士フードサービスに新卒入社。産業事業所に配属され、大手企業の社員食堂を渡り歩く。入社24年目にして初めて幼保事業所へ異動し、幼稚園での業務を経験。現在もチーフとしてメンバーをまとめ職場を盛り立てている。
INTERVIEW
この仕事を選んだきっかけは?
長い歴史と充実の教育体制が決め手でした。
一冨士フードサービスは歴史が長く、企業や保育園・幼稚園、病院とさまざまな事業所があったため、幅広い環境で経験を積める点に魅力を感じました。また、入社した1999年当時は新人研修やOJTなどの教育システムがまだ珍しく、そういったサポート体制が充実している点も魅力でした。採用が決まった後に学校の栄養士研修があったのですが、たまたま研修先が一冨士フードサービスの事業所で、明るい雰囲気の温かい職場でやさしい方ばかりだったので安心した覚えがあります。当時の研修でお世話になった方々とは、いまだに交流があります。
仕事をはじめた当初、大変だったことはありますか?
想像以上の体力仕事に慣れるまでは大変でした。
厨房内は暑いし調理器具は重いし体力勝負のところがあるので、慣れないうちは大変でした。ただ、知識とともに体力もついて自然と慣れてくるので、心配いりません。私の場合は入社から20年以上社員食堂で働いてきて、数年前に初めて幼稚園に異動したので、その変化の方が大変でした。大人の場合は表記があれば自分でよけられますが、幼児の場合はアレルギーに細心の注意を払わなければいけません。食事形態も異なりますし、衛生面もより厳しい基準なので、新たな気持ちでスタートしました。
仕事のやりがいを教えてください。
みんなで相談して作った献立が、子どもたちの役に立てること。
スタッフや先生と連携して考えた献立で子どもたちに喜んでもらえることが、最大のやりがいです。以前、苦手な食材を少しずつ食べられるようになった園児が「今日は食べられたよ」と報告しに来てくれたとき、自分の仕事が役に立っていると実感できてとてもうれしかったです。園のご要望で月に1回、世界とご当地のメニューを取り入れるのですが、自分が食べたことのないようなメニューもあるので、スタッフ全員に意見を聞きながら献立づくりをしています。
20年以上続けられた理由を教えてください。
温かく協力的な仲間に何度も助けられました。
私が幼保未経験でチーフとして、今の職場に異動してきたときに助けられたように、一冨士フードサービスには、どの事業所にもみんなで一つのものを作り上げようという温かく協力的なチームワークがあります。またいろいろな研修などを通じて、同期だけでなく、先輩・後輩ともつながりが生まれ、職場以外にも気軽に相談し合える仲間ができます。私自身、多くの仲間に助けられた経験がたくさんあります。急な欠員で応援に行ったり、駆けつけてもらったり、発注ミスで足りない食材を貸し借りしたりと、長く働くほどに人とのつながりに助けられる場面が本当に多くあります。
これからの目標を教えてください。
おいしい食事を届け続けるために、まだまだ成長したい。
まずは、ほぼ毎年受け入れている新卒社員に事業所での調理と事務仕事を教え、1年間でしっかりと育て上げることです。私自身も献立作成や発注管理だけでなく、食育活動や新しいメニュー提案などにも積極的に挑戦して栄養士としてさらに成長していきたいと思っています。そしてこれからもチームのみんなと協力して、子どもたちや働く人たち、どの事業所の方にも、おいしくて健康的な食事を届け続けたいです。